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製剤管理

安全かつ円滑な製剤の管理

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製剤管理

製剤管理業務では製剤の

「準備・払い出し」「在庫数の管理」

「保管温度の管理」

を主に行っています。
 

常時、輸血専任技師を1名以上配置し、

安全な輸血製剤を円滑に

準備できるような体制をとっており、

日々の臨床支援に貢献しています。
 

安全に輸血製剤を使用することは当然ですが、製剤の有効利用の観点からも

常に意識して、製剤の廃棄を阻止すべく

臨床側への呼びかけなど、積極的に製剤の

管理業務に取り組んでいます。
 

また、院内で使用している

「輸血用血液製剤・血漿分画製剤」

一元管理を行っており、

緊急時の輸血依頼にも滞りなく、

迅速に対応できるよう努めています。

廃棄血削減への取り組み

善意で提供された血液製剤を有効利用し、

廃棄血を無くすことは重要とされています。

 

各血液製剤・血漿分画製剤には

「保管温度・保存方法」が決められており、保管方法を逸脱すると製剤廃棄の

原因となります。

 

特に輸血用血液製剤(RBC・FFP・PC等)

は「保存温度・方法」が厳密なため、

徹底した管理が必要です。

〈当院でのルール〉

・製剤は必ず使う直前に払い出す
・特別な理由(緊急時など)が無い限り、

製剤は原則1本ずつ払い出す
・60分以内の投与開始の呼びかけ(チャームを用いて)
・病棟(ICUを除く)での製剤保管は禁止
・病棟間の製剤の受け渡しは禁止
・FFPの融解は必要分ずつ融解

製剤の種類

〈輸血用血液製剤〉

・赤血球液(RBC)
・新鮮凍結血漿(FFP)
・濃厚血小板(PC)   etc.

 
 
〈血漿分画製剤〉

・等張アルブミン製剤
・高張アルブミン製剤
・免疫グロブリン製剤
・アンチトロンビンⅢ製剤
・ハプトグロビン製剤
・組織接着用製剤      etc.

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