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藤田医科大学病院 輸血部
製剤調製
無菌接合機を用いてそれぞれの現場のニーズに合わせて血液製剤を調整します。
当院のスタッフが調製を行い、
温度・衛生管理は勿論、輸血のシステムによる管理・運用業務を遂行します。
新鮮凍結血漿(FFP)を冷蔵で徐々に融解すると、沈殿物が析出します。
この沈殿物をクリオプレシピテートと言い、フォンビルブランド因子やフィブリノゲン、凝固第VIII因子およびXIII因子など、分子量が比較的大きな血漿蛋白を含んでいます。
融解した血漿製剤の上清を除去し、沈殿した成分を残すことで
低用量で凝固因子の投与を可能にすることが出来ます
小児患者に対する輸血は成人と少し扱いが異なります。
頻回輸血するような小児患者では多数のドナー曝露を受けるリスクや
小児患者に対する輸血は1回の輸血の容量が非常に少なく、1単位でも十分すぎる量であり、1回の輸血で少なくない量の輸血製剤を廃棄しなければならないという点を
解消すべく無菌接合でRBC製剤を分割し、必要な量適切に使用できるように
当院の輸血部では院内調整しています
同種クリオプレシピテート
RBCバック分割
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